先日、同じ大台町商工会青年部のメンバーの一人がカットに来てくれました。
カットしながら色々と仕事の話や大台町のこれからの話しをしました。
僕は話しながら新しくいくつか気づいた事があったので今日はその事をシェアしたいと思います。
まずこれから地元大台町で事業を行なっていく目標、夢についてです。
僕は昨年大阪に2号店ARROWSをオープンしました。
コンセプトはニューヨークBrooklynスタイルな床屋。BARBER SHOPです‼︎
このお店を作る事で、地元大台町のユミーも同じく都会的でカッコいい床屋にしようと思いました。
何故ならば、ARROWSがオープンできたのは紛れもなく大台町のユミーのお客様あっての事だと実感したからです。
そのお客様にも都会的でカッコいい空間でカットをしてもらう事が僕なりの感謝の伝え方だと考えました。
その為にもまずは、事業をもっと右肩上がりに成功させて、2年後にユミーのリニューアルオープンをする新たな夢を実現します。
そして、みなさんが喜んで集まってもらえる空間を地元大台町に作ります。
できれば髪を切るだけでなく、地域のサロンとしての役割を担う場所として生まれ変えたいと考えています‼︎
ユミーの屋号には「HAIR SALON(ヘアーサロン)」が付きますがこのサロンの意味をみなさんは知っていますか?
サロンとは、地域の人達の情報交換や交流の場所と言う意味があるんです。
その昔、床屋さんは髪を切りながら、地域の人達の情報や待合で店主と話しをしてコミュニケーションを取る交流の場所として発展しました。
僕が作りたいのはそう言った、コミュニティーで地域の人達の集まれるサロンだと言う事です‼︎
そしてもう一つ、ARROWSを大阪に作った目的があります。
それは、3年前に大阪から帰郷し大台町に住み始めて肌で感じた少子高齢化。
事業をして感じた、若い世代がどんどんと都市部に進学や就職で出て行く現実。
その原因は、田舎には仕事がなく都会に行くしか生活ができないという事でした。
その時芽生えたのが、今後10年・20年で
大台町の人口は減って行くという危機感と、
大好きな大台町を若者が住みたくなる未来ある町にしないといけないという
使命感でした。
色々と考え悩み抜いた結果、思いついた答えが都市部と田舎の連携でした。
都会にいる田舎暮らしに憧れを持っている人や
田舎でビジネスを始めたい事業主をマッチングをする為です‼︎
その他にも、都会では子供の数が多すぎて待機児童が問題視される反面、
田舎では子供の数が少ない為、定員割れする保育園や幼稚園。
核家族が増え共働きしないと経済的にやっていけない都市部の子育て世代。
都会ではコスト面で事業ができなかったり、情報がなくて地方でビジネスチャンスを見出せない人もたくさんいると実感しています。
そう言った人に大台町の教育費の安さなどの生活情報や木材や農業といった
ビジネスでマッチングできそうな大台町内の事業所を紹介する事で
新たなチャンスが生み出せると考えています。
大阪にお店を出したのは、あくまでも大台町を活性化させて、大台町に足を運ぶ人を増やす為だと言う事です。
僕は大台町と大阪の2点を行き来する事で生まれる新たな可能性に自分の未来を夢見ています。
夢を実現する為には、多少のリスクは伴います。
リスクを恐れては何も変わらないとも思います。
常に自分と環境を変化させる事で大きく成長できるし、大台町と自分の可能性を広げれると思っています‼︎
叶うかどうかは自分の努力と行動次第だと信じています。
思った事をアウトプットする事で周りの人を巻き込みながら前に進んでいくと確信しています。
という事で、今日はお客様との会話から改めて自分の気持ちに気づき、やる気が湧いてきましたので目標に向かってさらに頑張ろうと思いました‼︎